ドイツ銀のリスク、世界の主要銀の中で最も高い-レバレッジ比率比較

  • ドイツ銀のレバレッジ比率、米主要8行の平均の半分前後
  • FDIC副総裁はデリバティブへのエクスポージャー重視の比率公表

米当局のレバレッジ指標によると、ドイツ銀行は世界の主要銀行の中で最もリスクが高い上、状況が悪化している。同行は住宅ローン担保証券(RMBS)販売をめぐる調査決着での支払いを控えており、懸念がますます強まりそうだ。

  米連邦預金保険公社(FDIC)のホーニグ副総裁が20日公表したデータによると、総資産などに対する自己資本の比率を指すレバレッジ比率はドイツ銀が世界の主要銀の中で最低。これは危機に見舞われた際、ショックを和らげる緩衝材に乏しいことを意味する。ドイツ銀の比率は6月末時点で2.68%と、1年前を下回ったほか、JPモルガン・チェースやシティグループなど米主要銀8行の平均の約半分だった。

ドイツ銀行本店(フランクフルト)

Photographer: Martin Leissl/Bloomberg

  ホーニグ副総裁は米国で営業する主要銀のレバレッジ比率を6カ月ごとに公表する。FDICの公式発表とは異なり、副総裁はデリバティブ(金融派生商品)へのエクスポージャーをより重視した方法で数値を算出する。それが各行のリスクを測る最善のやり方だとみているためだ。FDICとしても、ドイツ銀の自己資本比率は低過ぎると指摘済み。同行の広報担当、ルネー・カラブロ氏はコメントを控えた。

原題:Deutsche Bank’s Low Capital Makes It No. 1 for Risk in Study (1)(抜粋)

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