米国債:上昇、世界的な国債買いの波-日米の金融政策決定待ち

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20日の米国債相場は上昇。世界的な国債高につれて買いが入った。米連邦公開市場委員会(FOMC)と日本銀行の金融政策決定会合の決定を見極めたいとの思惑が強かった。

  日銀が今週の会合で長期利回りの押し上げを図るとの観測を一因に、米30年債は月初から19日までに4.4%下落していた。FOMCと日銀はそれぞれ21日に決定事項を発表する。
  
  TDセキュリティーズの金利ストラテジスト、ジェナディ・ゴールドバーグ氏(ニューヨーク在勤)は「この日は世界的な動きに左右された感が強い。日銀会合に備えた動きがある。過去数週間、利回り曲線のスティープ化が世界的に大きく進んだが、現在は持ち高を減らす動きも多く見られる」と述べた。

日銀本店

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーのデータによると、ニューヨーク時間午後5時現在、30年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.43%。一時は2.4%まで低下する場面もあった。同年債(表面利率2.25%、2046年8月償還)価格は96 5/32。10年債利回りは2bp低下の1.69%。

  5年債に対する30年債の上乗せ利回りは3日連続で低下し、約1.23ポイント。この利回り曲線はそれ以前には2012年以降で最長の11営業日連続でスティープ化していた。

  ブルームバーグのデータによれば、日本の30年債利回りは5bp低下と、7日以来の大幅低下。ドイツ30年債利回りは7bp低下した。

原題:Treasuries Join Global Rally as Traders Await Fed, BOJ Decisions(抜粋)

(第5段落以降を追加し、更新します.)
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