ウェルズFのCEOは辞任を-ウォーレン議員が上院公聴会で追及

更新日時
  • 不正な口座開設などをめぐり民主・共和両党議員から厳しい批判
  • 「これはクロスセリングではなく、詐欺だ」とトゥーミー議員

顧客に無断で口座を開設した問題で揺れる米銀ウェルズ・ファーゴのジョン・スタンプ最高経営責任者(CEO)が20日、米上院銀行委員会の公聴会で証言したが、民主・共和両党議員から厳しい批判が相次いだ。

  同行の複数の従業員がクロスセリングの販売目標を達成するため、顧客の許可なく預金とクレジットカードの口座を200万件余り開設したとされる問題で、スタンプCEOが管理責任を果たしてなかったことに批判が集中した。

  エリザベス・ウォーレン米上院議員(民主、マサチューセッツ州)は、スタンプCEOに対し、「辞任すべきだ」と言明。「こうした不正が起きていた間に受け取った報酬は返納すべきであり、司法省と証券取引委員会(SEC)の捜査を受けるべきだ」と述べた。

  米議会で共和・民主両党からウェルズ・ファーゴ幹部に対し一層の説明責任を求める声が強まる中で、批判の急先鋒(せんぽう)に立っているのがウォーレン議員だ。パトリック・トゥーミー議員(共和、ペンシルベニア州)はスタンプCEOに対し、同行の幹部は「全く実態を把握していない。これはクロスセリングではなく、詐欺だ」と指摘した。

  スタンプCEOは議会証言で、「深くおわびする」とした上で、不正行為の防止に向けた5年にわたる同行の取り組みについて説明した。

  同CEOは「ウェルズ・ファーゴの取締役会はこの問題に積極的に取り組んでいる」とし、「取締役会には、私やキャリー・トルステッド氏(リテール部門の元トップ)を含めた経営幹部に責任を取らせる手段がある」と語った。

原題:Wells Fargo CEO Takes Beating as Lawmakers Demand Accountability(抜粋)

(4段落目に共和党議員の発言を追加して更新します.)
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