中国で鉄鋼再編動く-アルセロール以来10年ぶりの大型統合に一歩

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  • 中国2位の宝鋼と6位の武漢が上場子会社同士の株式交換発表
  • 供給側改革への政府の強いコミットメント示す-中銀国際

中国の大手製鉄会社2社が上場部門の統合で合意した。欧州アルセロール・ミタルに迫る規模を持つ中国最大の鉄鋼企業誕生に一歩近づいた。

  生産量で中国2位の製鉄会社、宝鋼集団の上場部門が、同6位の武漢鋼鉄(集団)の上場部門と株式交換によって統合する。武漢鋼鉄が20日発表した。同社は詳細を示さずに、親会社同士はまだ再編協議を続けていると説明。両集団が合併すれば、約10年前のアルセロール・ミタル設立以来の大型統合となる。

  習近平国家主席は過剰生産能力をなくし景気を押し上げるため、供給サイド改革の一環として国有企業改革の推進を表明している。宝鋼と武漢が統合すれば、生産能力過剰と採算性の低さにあえぐ国有鉄鋼業界で過去最大の再編となる。武漢によると、計画はまだまとまっておらず、規制当局の承認も得ていない。
  
  中銀国際の商品戦略責任者、傅暁氏は電話取材に対し、「供給側改革への中国政府の強いコミットメントを示す。勢いは加速しつつあり、大きなトレンドが反転することはないだろう」と述べた。

原題:China’s Top Steel Mills Step Closer to Creating Arcelor Rival(抜粋)

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