ゴールドマン、今週の日銀会合「楽観しない」-円ドル予想上方修正

米ゴールドマン・サックス・グループは、円の対ドル相場予想を上方修正した。今週の日本銀行の政策決定会合結果について「楽観していない」と説明した。

  ゴールドマンは日銀が「今後の会合で緩和を続ける」と予想し、中銀預金金利の一段の引き下げの可能性が高いとみている。しかし、日銀の措置は1月のマイナス金利発表後に生まれた「反転の動き」を逆流させるほどではないだろうと指摘。3カ月後の円相場予想を1ドル=108円と115円から引き上げ、1年後も115円(従来125円)に修正した。

  ロビン・ブルックス氏が率いる同行のアナリストらは「日銀の焦点はインフレ目標達成のための追加刺激策から、既存の政策姿勢を持続可能にすることに移った」と18日のリポートに記述。「当社は楽観していない」とコメントした。

日銀の黒田総裁

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  また、ゴールドマン傘下のゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントは16日のリポートで、「中期から長期にかけ、ドルはG10通貨や新興国通貨に対して弱含むとの予想を継続している」と指摘。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)について「利上げしないが、年内の利上げは依然として可能性があると示唆すると見込む。引き締めのペースはこれまでのFOMC予測よりも浅く、緩やかだろう」と見方を示した。

原題:Goldman Asset Shorts Dollar as More Gradual Fed Tightening Seen(抜粋)

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