LMEニッケル:2カ月ぶり大幅高-フィリピンからの供給めぐる懸念

19日のロンドン金属取引所(LME)のニッケル相場は2カ月ぶりの大幅上昇。フィリピンが全国的な審査の一環としてさらに鉱山の操業を停止する可能性があることを明らかにした。審査結果は週内に発表の予定。

  ニッケル相場は年初来で15%上昇。フィリピンは環境基準を満たさない鉱山を閉鎖しており、同国からの供給をめぐる懸念が高まっている。政府はさらに鉱山に操業停止を指示する可能性があると、ロペス環境天然資源相が19日のブルームバーグのインタビューで語った。同相はロイター通信に対しても同様の発言を行っていた。

  LMEのニッケル相場(3カ月物)は前週末比4.4%高の1トン=1万150ドルと、7月12日以来の大きな上げで終了。先週はフィリピンが審査結果の発表を延期したことで、6.2%下落と昨年11月以来の大幅な下げを記録していた。

  銅相場は反落。アングロ・アメリカンがチリの鉱山の操業を再開したことや、19日発表の中国の8月の銅生産が増加したことが材料視された。前週末は約1カ月ぶりの高値を付けていた。

原題:Nickel Advances on Supply Concerns as Mining Shares Surge(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE