ロンドンの住宅売却希望価格、9月は5カ月ぶりに上昇-ライトムーブ

  • 9月は前月比1.9%上昇の約8400万円
  • 全体の平均価格は高級地区の軟調さを隠す

英ロンドンの不動産市場で、住宅売却希望価格が9月に5カ月ぶりに上昇した。夏休みの季節的な影響がなくなり、市場が上向きになったことを反映した。

  英住宅不動産ウェブサイト、ライトムーブが19日公表したリポートによると、ロンドンの住宅売却希望価格は前月比1.9%上昇し63万974ポンド(約8400万円)。同社は9月の市場回復について、「夏休みが終わり多くの高級不動産保有者が市場に戻りつつあるなか、季節的要因が助長した」と付け加えた。

  ただ、この数値はロンドン全体の状況を示していない。最も高価なケンジントン・アンド・チェルシー地区では過去1年で約12%値下がりした一方、最も割安な地区であるバーキング・アンド・ダゲナムでは11%上昇した。

  イングランドとウェールズ全体の9月の住宅売却希望価格は前月比0.7%上昇、前年同期比4%上昇し、平均30万6499ポンドとなった。「不動産市場は欧州連合(EU)離脱を選択した国民投票後の不透明感を振り払いつつあり、総じて全体では前向きな状況」を示したと、ライトムーブは指摘した。

原題:London Asking Prices Picked Up in September as Lull Ended (1)(抜粋)

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