アジア・太平洋株式サマリー:香港H株が続伸-上海総合、インドも上昇

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  19日の香港市場では、中国本土株で構成するハンセン中国企業株(H株)指数が大幅続伸。金融株と建設関連株が上げを主導した。連休明け後も中国本土投資家の活発な買いが続いた。
  
  H株指数は1.6%高で取引を終えた。中国工商銀行(1398 HK)を中心に銀行株が買われた。中国広核電力(1816 HK)も大幅高。各国中央銀行による新たな刺激策を見込んだ取引をトレーダーが縮小させる中で、H株指数は先週4.6%下落と、週間ベースで4カ月ぶりの大幅安となっていた。中国本土株の指標である上海総合指数は0.8%高で終了。ハンセン指数は1%高。

  KGIセキュリティーズの上海在勤ストラテジスト、ケン・チェン氏は「元安懸念が高まる状況で、中国本土の投資家による買いは恐らく向こう数カ月続くだろう。香港株が割安なことも世界の投資家から選好される理由だ」と分析した。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  19日のインド株式相場は上昇。工業株と公益事業株の上げが目立った。米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが見送られるとの楽観の高まりを背景に、新興市場株の買いが優勢となった。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前週末比0.1%高の28634.50で終了。100銘柄で構成されるS&P・BSE100指数の騰落比率は3対1だった。MSCI新興市場指数は9日以来の大きな値上がりとなる勢い。

  新興市場株は先週2.6%下落。先物動向に基づきブルームバーグがまとめたデータによると、米当局が今週利上げを見送る確率は80%、利上げ確率はわずか20%となっている。日本銀行は21日に金融政策を決定する。

  個別銘柄ではリライアンス・インダストリーズが14年6月以来の高値を付けたほか、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は先月1日以来の大幅高となった。公益事業会社のNTPCとパワー・グリッドも大きく上げた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前週末比1.94ポイント安の5294.76。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前営業日比0.8%高の2015.78。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  台湾の加権指数は前営業日比2.8%高の9152.88。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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