資産運用会社ブラックロックも独VW提訴、排ガス不正発覚から約1年

  • 排ガス試験での「不正装置」使用を明らかにしなかったと主張
  • ブラックロックはVW優先株の保有で大株主2位

世界最大の資産運用会社ブラックロックは15日、約1年前にディーゼル車の排ガス不正を認めたドイツのフォルクスワーゲン(VW)を相手取る訴訟に加わると発表した。

  ブラックロックは電子メールで「投資家に代わり、ブラックロックの数多くの集団投資スキームが他の機関投資家とともに、VWを相手取り法的措置を講じる」と発表。提訴は「VWが排ガス試験を操作した『不正装置』の使用を投資家に明らかにしなかった事実に関連する」と説明した上で、それ以上の詳細は手続きが進行中だとして明らかにしなかった。

  VWはこれまでのところ、排ガス不正の危機があっても強靱(きょうじん)さを失っていないが、株主による複数の訴訟が今後の資金負担増につながるリスクを高めている。ブルームバーグのデータによると、ブラックロックはVWの優先株3.35%を保有する大株主2位。同社の優先株は議決権を持たない。

  VWの広報担当、エリック・フェルバー氏は電子メールの発表文で、プロセスの各段階で同社は市場に説明し資本市場の規則を常に順守してきたとし、訴えに根拠はないと述べた。

原題:BlackRock Joins Investors Taking Legal Action Against VW (2)(抜粋)

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