商品相場、今年は竜頭蛇尾に終わる可能性-年初は好調スタート

  • 商品連動型ETFからは過去1カ月間に約810億円流出
  • 「投機家の関心が継続するには不十分な状況」:ヘイワース氏

商品相場は今年、好調なスタートを切った。しかし、歴史が参考になるなら、竜頭蛇尾に終わりそうだ。

  22品目で構成するブルームバーグ商品指数は今年2四半期連続で上昇したものの、7-9月(第3四半期)は低下する可能性が高い。同指数がこうした動きを示したのはデータ集計が始まった1991年以降で4年のみ。このうち3年は10-12月(第4四半期)に下げている。

小麦収穫(英国)

Photographer: Carl Fox/Bloomberg

  トウモロコシや原油などの供給過剰が続く中、トレーダーらは既に価格下落に備えている。商品連動型上場投資信託(ETF)からは過去1カ月間に7億9100万ドル(約810億円)が引き揚げられた。ただ、年初来では依然341億ドルの流入増となっている。ヘッジファンドは商品価格上昇を見込むポジションを過去11週のうち9週で減らし、建玉(未決済残高)も減少している。

  USバンク・ウェルス・マネジメントの投資担当シニアストラテジ スト、ロブ・ヘイワース氏(シアトル在勤)は「投機家の関心が継続するには不十分な状況だ。どの商品価格についても十分なモメンタム(勢い)や持続力がない」と指摘した。

原題:Commodities Seen Ending With Whimper After World-Beating Rally(抜粋)

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