ゴールドマン、前欧州委員長の天下り先には不適切-ユンケル現委員長

  • ゴールドマンは重大な金融危機の一因に加担-ユンケル委員長
  • EUオンブズマンの疑義提唱を受け、欧州委は倫理調査に着手

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会のユンケル委員長は、前任者のバローゾ氏が米ゴールドマン・サックス・グループに雇用されているのは適切ではないとの考えを示し、その理由としてゴールドマンが金融危機の一因に加担したことを指摘した。

  バローゾ氏が欧州委員長を退任後2年足らずでゴールドマン入りしたのは問題となり得るとして、EUオンブズマンのエミリー・オライリー氏は疑義を唱えた。欧州委はこれを受けて、倫理面での調査に乗り出し、雇用契約の内容について明瞭化を求めている。

  ユンケル委員長は15日にユーチューブで公開されたインタビューで、「私個人としては、バローゾ氏が民間銀行に勤めることに異存はないが、多分この銀行は適切ではない」とし、「意図的にせよ意図せずにせよ、ゴールドマンは重大な金融危機の原因を作った金融機関の一つだ」と説明。バローゾ氏が「よりによってこの銀行で働くことになったという点に疑問を感じる」とコメントした。

原題:Juncker Says Goldman Is Wrong Bank for Barroso to Work For (1)(抜粋)

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