米鉱工業生産指数:製造業が予想以上の低下、3月以来の大幅マイナス

  • 全体の鉱工業生産も3月以来で最大の低下
  • 自動車・同部品の生産は上昇

8月の米鉱工業生産統計では、製造業の生産を示す指数がエコノミストの予想以上に低下した。

  米連邦準備制度理事会(FRB)が15日発表した8月の製造業生産指数は前月比0.4%低下と、3月以来の大幅なマイナス。前月は0.4%上昇だった。

  全体の鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整値)も8月に前月比0.4%低下した。前月は0.6%上昇(速報値0.7%上昇)に下方修正された。

  ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は製造業生産が0.3%低下、全体の鉱工業生産は0.2%低下だった。

  レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルのチーフエコノミスト、スコット・ブラウン氏は「製造業は軟調にみえる」と指摘。「年内は同様の状況が続くと見込まれる。設備投資の弱さは世界的な現象だ」と述べた。

  公益事業の生産は1.4%低下と、3月以来の大幅な下げ。前月は2.1%上昇していた。

  鉱業は1%上昇と、4カ月連続のプラス。石油・ガスの掘削が3.2%上昇と、3カ月連続でプラスとなった。

  製造業のうち、自動車・同部品の生産は0.5%上昇。前月は1%の上昇だった。自動車・同部品を除く製造業生産は0.5%低下。前月は0.3%上昇だった。

  設備稼働率は75.5%と、前月の75.9%から低下した。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:Factory Output in U.S. Declines More Than Forecast in August(抜粋)

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