スイス中銀:金利据え置き、英EU離脱決定で世界見通し不透明

スイス国立銀行(中央銀行)は15日、政策金利を据え置き、必要に応じて外国為替市場に介入すると表明した。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて世界経済見通しに不透明感が増したとの認識も示した。

  中銀は預金金利をマイナス0.75%で維持した。ブルームバーグの調査に答えたエコノミスト全員が予想した通りだった。必要に応じて外為市場で行動を続ける姿勢も打ち出した。

  英国のEU離脱決定は「多大な不透明感をもたらし世界経済の見通しに対する判断を困難にした」とした上で、「世界経済に関して、多数の構造的問題のためにリスクは依然下向きだ」と解説した。

  中銀は3カ月物ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)誘導目標もマイナス1.25%-マイナス0.25%に維持した。

  スイス経済の今年の成長率は約1.5%、インフレ率はマイナス0.4%との見通しを示した。2017、18年のインフレ率は0.2%と0.6%と予想、6月時点のそれぞれ0.3%と0.9%から予想を引き下げた。

原題:SNB Keeps Rates on Hold as Brexit Fallout Clouds Outlook (1)(抜粋)

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