テスラが米社幹部を提訴-マスク氏に成り済まし機密情報を要求か

更新日時
  • 決算発表日にウィーラーCFOに非公開データを求める偽メール
  • クエスト・インテグリティーCFOがメールの送り主とテスラは主張

テスラモーターズは14日、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に成り済まし同社に関する非公開データを電子メールで入手しようとしたとして、石油業界にサービスを提供する米企業の最高財務責任者(CFO)を務める男性をカリフォルニア州の地裁に提訴した。

  訴状によると、テスラが4-6月(第2四半期)決算を発表した8月3日、同社のジェーソン・ウィーラーCFOが「ElonTesla@yahoo.com」のアドレスから、その日公表されたデータよりもさらに詳しい内容を求める電子メールを受け取った。

  メールの送り主はクエスト・インテグリティー・グループのCFOを務めるトッド・カッツ氏で、「テスラのビジネスに関わる極秘情報」を偽メールを通じて入手しようと図ったとテスラは主張している。同社の弁護士が訴状のコピーを提供した。

  シアトルに本社があるクエスト・インテグリティーの通常の営業時間外にカッツ氏に電話メッセージを残したが、現在のところ返答はない。

  テスラは訴状で、「米国内外での電気自動車やその他の持続可能エネルギーの進展を阻止する狙いで、石油会社はここ数年、議会への働き掛けやキャンペーンに何十億ドルも投じてきた」と指摘。偽メールは、エネルギー効率の優れた代替輸送手段を促進する同社の努力を台無しにしようとする石油業界の取り組みの一環だと主張した。  

原題:Tesla Accuses Executive in Lawsuit of Impersonating Musk (1)(抜粋)

(訴状の内容などを追加して更新します.)
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