アンダーアーマーやナイキに打撃の恐れ-米ゴルフスミスの破綻

  • 今年に入ってスポーツ用品店スポーツオーソリティが破産法適用申請
  • スポーツブランドにとってゴールドスミスが大口の取引先だった

ゴルフ用品小売りの米ゴルフスミス・インターナショナル・ホールディングスの経営破綻は、世界の主要スポーツブランドに新たな打撃をもたらすものだ。こうしたブランドは米スポーツ用品店スポーツオーソリティによる今年の破産法適用申請による影響からまだ抜け出せていない。

  米ナイキやドイツの アディダス、米アンダーアーマーはいずれも、破産手続きを14日申請したゴルフスミスが大口取引先だった。同社は米国に109店舗、カナダに55店舗を展開し、北米最大のゴルフ用品専門店。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、チェン・グラズティス氏によると、ゴルフスミスの破綻はゴルフ業界のちょう落を示す兆候だ。ゴルフ人口はタイガー・ウッズ人気に支えられた2000年代前半の絶頂期から減少している。同氏はまた「店舗規模があまりにも大きく、互いの店舗が接近し過ぎている」と述べ、同社が抱える固有の問題も破綻の一因になったと解説した。

  グラズティス氏の調査によると、アンダーアーマーはゴルフスミスにとって最大の衣料品納入業者だった。一方、ナイキはシューズとアパレルを納入し、アディダスのブランド「テーラーメイド」と「アダムス」はアパレルのほかゴルフクラブを供給。キャロウェイゴルフがゴルフスミスの備品分野を独占している。

  ナイキやアディダスより規模が小さいアンダーアーマーは、ゴルフスミスの破綻でこうした企業を上回る打撃を受けそうだ。グラズティス氏によると、アンダーアーマーの収入に占めるゴルフスミスの割合は大きい。

原題:Golfsmith Bankruptcy Brings Fresh Woes to Under Armour and Nike(抜粋)

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