ウェルズFが議会対策に着手、公聴会に向け-幹部が議員らと接触

  • スローンCOOらが議員やスタッフらと協議していると関係者
  • 幹部の更迭や報酬返還ついて明言しなかったスローン氏にいら立ちも

顧客に無断で口座を開設した問題で揺れる米銀ウェルズ・ファーゴは20日の上院公聴会を控えて、議会対策を開始した。

  顧客の許可なしで200万口座余りを開設したとして批判を浴びている同行のティム・スローン社長兼最高執行責任者(COO)は、週の大半を議員やスタッフとの接触や会合に費やした。一連の協議を直接知る複数の関係者が明らかにした。上院銀行委員会がこの問題で20日に公聴会の開催を準備する中で、スローン氏ら経営幹部は、同委のシェルビー委員長(共和)とブラウン民主党筆頭理事のオフィスに出向いて協議を重ねており、同委の他のメンバーへの働き掛けも目指している。

  スローン氏はスタンプ最高経営責任者(CEO)の後継候補の1人と目されているが、実際に会った一部の当局者らは、幹部の更迭や報酬返還を求めるかどうかについて明言しなかったスローン氏にいら立ちを示した。ウェルズ・ファーゴの広報担当ジェニファー・ダン氏は、一連の会合に関するコメントを控えている。

  民主・共和両党の議員らは今回の問題の原因のほか、幹部がどの程度状況を把握していたかや、どのような再発防止策を講じるかについて同行が説明を行うことを強く望んでいる。

原題:Wells Fargo Does Damage Control Before Washington Grilling (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE