英中銀:政策金利0.25%で維持か-EU離脱選択後の経済動向見極め

  • 景況感や信頼感を示す指数は7月の落ち込み後に回復
  • 金融政策の発表はロンドン時間15日正午

欧州連合(EU)離脱支持という英国民投票の結果にイングランド銀行(英中央銀行)が予想を超える強力な対応を取ってから6週間。金融政策委員会(MPC)メンバーらは、経済見通しに照らして戦略変更が必要かどうかの検証を迫られている。

  これまでのところ、6月23日の国民投票以降の経済指標は予想を上回っている。製造業やサービス業の景況感を示す指数や消費者信頼感の指数は7月の落ち込み後に回復。投票後の時期をカバーする公式経済統計はまだ少ないが、貿易や賃金、失業率など既に発表済みの内容は悲惨一色というには程遠い。

  鍵を握るのは、英中銀が8月に発表した最新見通しに対する実際の経済動向だ。9人いるMPCメンバーの大半は中銀の予想通りに経済が展開すれば、年内追加利下げの余地はあるとの認識を示していたが、カーニー総裁は先週、7-9月期は0.1%成長との中銀予想に対して上振れリスクがあるとの見方を示した。また、複数の外部エコノミストらは来年の見通しを引き上げた。

  15日発表のMPC決定内容は、政策金利が0.25%据え置き、資産購入が4350億ポンド(約59兆1500億円)維持だと、ブルームバーグが実施した調査でエコノミスト全員が予想している。

原題:Bank of England Gauges Brexit Tactics as Rate Seen Kept at 0.25%(抜粋)

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