ブラジル株:ボベスパ指数が反発-バリュエーションに投資妙味

  • ブラデスコ銀行などが指数の上げに大きく貢献
  • 金属価格高でナシオナル製鉄やヴァーレも値上がり

14日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は6週間ぶりの安値から反発。割安な水準のバリュエーションが投資家を引き付けた。

  株価収益率(PER)がこの2カ月で最も低い水準で取引されているブラデスコ銀行の上昇が同指数の上げに大きく貢献した。鉄鋼メーカーのナシオナル製鉄(コンパニア・シデルルジカ・ナシオナル、CSN)は金属価格高を受けて上昇。鉄鉱石生産のヴァーレは8週間ぶり安値から値を戻した。

  前日にボベスパ指数を3%押し下げる要因となった国内政治の緊張は依然として強いものの、景気回復に向けた改革案の通過を期待する投資家は買いの機会を探っていた。インフィニティ・アセット・マネジメントのチーフエコノミスト、ジェイソン・ビエイラ氏は「テメル大統領は改革措置について毅然(きぜん)として政治家と交渉しており、楽観的になる理由はある」と語った。

  ボベスパ指数は前日比0.4%高の57059.46で取引を終了。ブラデスコは0.8%、CSNは1.5%、ヴァーレは2.2%それぞれ値上がりした。ヴァーレの主要株主である持ち株会社ブラデスパルは3.7%高となり、指数構成銘柄の中で最大の上昇率だった。    

原題:Brazil Stocks Rise From Six-Week Low as Valuations Lure Buyers(抜粋)

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