米ゴルフスミスが破産法適用を申請-背景にゴルフの人気低下

更新日時
  • チェーンの一部売却と店舗閉鎖を模索、場合によっては事業清算も
  • タイガー・ウッズ低迷で若者のゴルフ離れ加速

ゴルフ用品小売りの米ゴルフスミス・インターナショナル・ホールディングスは14日、連邦破産法11条に基づく会社更生法手続きの適用を申請した。北米ではゴルフ人気が低下している。

  デラウェア州の連邦破産裁判所への届け出によると、ゴルフスミスの負債と資産はそれぞれ最大5億ドル(約513億円)。継続事業体としてチェーンの一部売却を模索する一方、一部店舗は閉鎖するという。これがうまくいかない場合は事業を清算することで、同社取締役会は了承している。ゴルフスミスは米国内に109店を展開、カナダではゴルフ・タウンの名称の店舗を55店所有している。

ゴルフスミスの店内

Photographer: Ramin Talaie/Bloomberg

  タイガー・ウッズが圧倒的な強さを誇っていた2000年前後には、新たなファンを引き付けていたゴルフ界だが、現在は低迷が続いている。特にミレニアム世代に不人気なのがスローペースで時間がかかるというゴルフ競技の特性だ。ナショナルゴルフファンデーション(NGF)によると、11年に2570万人だった米国のゴルフ人口は、15年には2410万人に減少した。

  米ナイキはゴルフ用品の製造・販売から撤退すると発表。ドイツのアディダスはゴルフブランドの大半を売却しようとしている。スポーツ用品店の米スポーツオーソリティは今年3月、破産法の適用を申請した。

原題:Golfsmith Files Bankruptcy With Sport’s Popularity Fading (3)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE