中国アリババ:米ヤフーの残る資産を取得する可能性低い-蔡副会長

  • 米ヤフー保有のアリババ株は多額の税が発生するため割引すべきだ
  • 米ヤフーがアリババ株など資産を売却すれば米法人税35%が課される

中国最大の電子取引会社アリババ・グループ・ホールディングの蔡崇信(ジョゼフ・ツァイ)副会長は13日、米ヤフーが保有するアリババ株は売却に伴い多額の税金が発生するため割引価格で取引されるべきだと指摘し、中核資産を売却した米ヤフーの残る資産をアリババが取得する可能性は低いと述べた。

  蔡氏はニューヨークで開かれたCNBCなどが主催した会議で、「税に関する簡単な解決策があれば、誰かがとうに考えついたはずだ」と発言。「アリババ株が米ヤフーに依然とどまっているという事実は、まだ解決策が見つかっていないことを意味する。従って、この資産はこれほどの多額な租税債務を含んでいるため、割引価格で取引されるべきだ」と説明した。

  ヤフー本社はカリフォルニア州サニーベールにあり、アリババ株など資産を売却すれば連邦法人税率35%が課される。

  ヤフーはアリババ株の約15%を保有し、その時価総額は約370億ドル(約3兆8100億円)。ヤフーは今年7月、ウェブ事業と不動産を米ベライゾン・コミュニケーションズに約48億ドルで売却することに合意。アリババと日本のヤフー(ヤフー・ジャパン)の持ち分と、一部の知的財産権が残された。

原題:Alibaba’s Tsai Says Yahoo Stake Rightly Discounted on U.S. Tax(抜粋)

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