ブラジル株:ボベスパ指数が大幅反落-国内政治混乱で、レアルも安い

  • 投資家は危機によって経済回復計画が危険にさらされることを懸念
  • 商品相場安でぺトロブラスなどの資源株が安い

13日のブラジル市場で通貨レアルと株価指標のボベスパ指数は世界で最も大きく下落した。国内政治の混乱が嫌気された。

  レアルは2%安、ボベスパ指数はドルベースで4.4%値下がりした。同国下院は12日、スイスの銀行口座に関する偽証の疑いがもたれているクーニャ前下院議長の議員資格剥奪を決定した。クーニャ氏はルセフ前大統領弾劾の立役者的存在だった。これにより、クーニャ氏が不正に関わった他の議員の名前を明らかにし、経済改革のための法案通過に向けた取り組みの姿勢を一転させるのではないかとの観測が高まっている。クーニャ氏は不正行為を否定している。

  スタンダード・チャータードの米州経済調査責任者マイク・モラン氏は、「ルセフ前大統領の罷免を受けてブラジル政治の不確実性の大半は過ぎ去ったという希望が失われる可能性がある」と指摘した。

  レアルは1ドル=3.3140レアルと7月7日以来の安値。ボベスパ指数は前日比3%安の56820.77と約1カ月ぶりの低水準。鉄鉱石生産のヴァーレは6.9%、ブラジル石油公社(ペトロブラス)は原油価格下落で6.7%それぞれ下げた。

原題:Brazil Real, Stocks Lead World Losses as Political Outlook Sours(抜粋)

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