ウェルズFは今後も成長企業であり続ける、戦略見直しでも-CEO

  • クロスセリング戦略の見直しを確約したが成長可能とスタンプCEO
  • 顧客に無断で口座を開設した問題などで20日に上院公聴会が開かれる

米銀ウェルズ・ファーゴのジョン・スタンプ最高経営責任者(CEO)は13日、同行が顧客に無断で口座を開設した問題で米連邦当局から制裁金を科された余波でクロスセリング戦略の見直しを確約したものの、同行は今後も成長企業であり続けるだろうと述べた。

  スタンプCEOは電話インタビューで、ある商品・サービスを購入したり、これから購入しようとする顧客に対し関連するものを勧めるマーケティング手法であるクロスセリングについて、顧客との「関係の密接さを示すものだ」と指摘。「われわれはこうした長期の関係を重視しているため、今後も成長企業であり続けると私は考える」と語った。

  上院銀行委員会は今月20日にウェルズ・ファーゴの公聴会を開く予定。同行の複数の従業員が販売目標を達成するため、顧客の許可なく預金とクレジットカードの口座を開設したとして米当局が調査していた問題で、同行は1億8500万ドル(約190億円)を支払って決着することに先週合意した。スタンプ氏も証言する。

  ウェルズ・ファーゴはリテールバンカーの販売目標を来年1月1日付で撤廃することを発表。米コールセンター従業員に対し、金融商品のクロスセリングを一時停止するよう指示した。

  13日の米株式市場で同行株の通常取引終値は3.3%安の46.96ドル。

原題:Wells Fargo Says Bank Can Grow Without Cross-Selling Incentives(抜粋)

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