ブラックロック、合併アービトラージのヘッジファンド新設-関係者

米ブラックロックはニュージーランド政府系ファンド(SWF)からの投資資金2億ドル(約204億円)を元手に、合併・買収(M&A)に関与しそうな企業に投資する合併アービトラージ戦略のヘッジファンドを新設した。

  事情を知る関係者によると、この新ファンドは今月取引を開始。ハーバード大学の寄付基金を運用するハーバード・マネジメント出身で、現在はブラックロックで買収や資産売却、経営陣変更などの企業イベントで生まれる収益機会を狙うイベントドリブン戦略のグローバル責任者、マーク・マッケンナ氏が運用する。

  ブラックロックの広報担当を務めるエド・スウィーニー氏はこの新たなファンドについて、コメントを控えた。

  一方、ニュージーランド老齢退職年金の対外関係・提携責任者、フィオナ・マッケンジー氏は「ブラックロックとの関係を深めることができるのは喜ばしい」と述べた。

  関係者によると、今回のファンドを含めブラックロックがイベントドリブン戦略で集めた投資資金はこれまでで約11億ドル。内訳はイベントドリブン型ヘッジファンドが5億7200万ドル、欧州投資ファンドが2億5100万ドル、米国投資信託が1億1500万ドルに上る。

原題:BlackRock’s McKenna Said to Start Merger-Arbitrage Hedge Fund(抜粋)

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