PIMCOは長期債警戒、ダイモン氏とガンドラック氏からも警鐘

パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のトータル・リターン・ファンドは長期債へのエクスポージャーを減らしている。

  PIMCOのウェブサイトによれば、同ファンドは8月31日時点で保有債券のデュレーション(平均回収期間)を5.27年と、7月末の5.44年から短縮した。これは5月以降で最低の水準。米国債と関連証券の保有も8月に減らした。

  米10年債利回りは12日、年内米利上げ観測を受けて6月以来の高水準に達した。JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は中銀が行動すべき時だと発言。ダブルライン・キャピタルの投資責任者、ジェフリー・ガンドラック氏も金利上昇に備えるべきだと言う。

PIMCOグループCIO、ダン・アイバシン氏(中央)

Photographer: Christopher Dilts/Bloomberg

  未来アセット証券のプリンシパル・インベストメント責任者、パク・スンジン氏は「利回りは底を打った」と話す。「景気は堅調ではなく弱いが、重要なのは勢いだ。インフレ圧力は以前よりは高まっている。米当局は市場予想以上の引き締めを行うだろう」と語った。

  米10年債利回りはロンドン時間午前6時47分現在1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.65%。前日は一時1.70%に達した。

  ダイモン氏は12日、米金融当局に信頼維持のためだとして利上げを促した。ガンドラック氏は先週、債券投資家にデュレーション短縮を勧めた。

原題:Pimco Bond Fund Cuts Bet as Dimon to Gundlach Warn on Rates Path
Pimco Bond Fund Cuts Bet as Dimon to Gundlach Warn on Rates Path(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE