ブラジル株:ボベスパ指数、反発-ペトロブラスが上げをけん引

  • UBSグループはペトロブラスの見通しが改善したと指摘
  • 世界の投資家は各国の刺激策縮小の行方を注視している

Petrobras headquarters in Rio de Janeiro.

Photographer: Dado Galdieri/Bloomberg
Photographer: Dado Galdieri/Bloomberg

12日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は反発。この日の新興市場株は2カ月ぶりの大きな下げとなったが、ブラジル石油公社(ペトロブラス)が同指数の上げをけん引した。

  UBSグループは原油価格がより安定すると予想されることや、ペトロブラスの新たな経営チームによって同社の見通しが改善したとリポートで指摘し、同社株の買いを推奨した。一方、食品メーカーのBRFなど消費関連株は安い。先進国・地域の中央銀行が金融緩和策を縮小するとの観測が重しとなった。緩和マネーはよりリスクの高い資産を支えてきた。

  ペトロブラスはブラジル経済と株式市場の目安と見なされ、株価は今年に入って2倍余り上昇している。テメル新政権の下で同国経済が回復するとの投資家の見方が背景にある。証券会社レローザ・インベスチメントスのアナリスト、ビトール・スザキ氏(サンパウロ在勤)は「ペトロブラスは過去数年、大きく低迷したが、新経営陣の再建計画は機能しつつあるようだ。これがきょうの主要ニュースだ。投資家は世界のシナリオのせいで非常に慎重になっている」と語った。

  ボベスパ指数は前週末比1%高の58586.11で取引を終了。一時は0.8%下げる場面もあった。ペトロブラスは3.3%上昇し、同指数の上げに最も貢献した。これに対しBRFは1.5%の値下がり。MSCI新興市場指数は2.2%安だった。

原題:Petrobras’s Advance Means Ibovespa Dodged Emerging-Market Slump(抜粋)

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