クリントン氏の健康状態の詳細を近く公表へ-情報開示の遅れに批判

  • トランプ氏も健康データを開示すると表明
  • 肺炎の診断などクリントン陣営の公表の遅れで透明性に疑念

米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン氏の陣営は、同氏が肺炎と診断されていたのにもかかわらず公表が遅れ批判や臆測を招いたことを受け、近く同氏の健康状態の詳細を発表すると明言した。

11日の同時多発テロ追悼式典に出席するクリントン氏

Photographer: Justin Sullivan/Getty Images

  クリントン氏の広報担当ブライアン・ファロン氏は12日、肺炎の診断と、11日の同時多発テロの追悼式典を同氏が途中退席した理由の公表が遅れたのは陣営の誤りだったと認め、「今から思うと、より多くの情報をより早く提供できたはずであり、より良い対応をすべきだった。数日中に追加の医療情報を公表するつもりだ」とニュース専門局MSNBCとのインタビューで語った。

  投票日まで残り2カ月となる中で健康不安が浮上し、クリントン氏が苦境に陥る可能性が出てきた。肺炎という診断が痛手となるのはもちろんだが、陣営の公表が遅れたことも打撃となりそうだ。

  一方、共和党候補のドナルド・トランプ氏は12日のFOXニュースとの電話インタビューで、前の週に受けた自身の健康診断の結果を公表するつもりだと発言。「クリントン氏が早く回復されることを望む。何が起きているのか、私は分からない」と語った。また今月26日に予定されている初のテレビ討論会でクリントン氏と会えるだろうとした上で、民主党が同氏を候補から降ろすことはないと思うと述べた。
  
原題:Clinton Campaign Vows More Disclosure of Nominee’s Health(抜粋)

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