OPEC月報:来年の非加盟国供給見通しを増加に変更-供給過剰続く

石油輸出国機構(OPEC)は2017年のOPEC非加盟国の石油生産が増加すると見通しを変化させ、世界的な供給過剰が持続することを示唆した。

  OPECは12日公表した月報で、非加盟国の来年の生産見通しを日量20万バレル増とした。従来は同15万バレル減としていたが、カザフスタンのカシャガン油田の稼働が大きく寄与すると見込んだ。これにより8月のOPEC全体の生産量(同3324万バレル)は17年に予想されるOPEC産石油の需要を75万7000バレル上回ったことになる。

  OPECの見積もりによると、先進国の石油在庫は7月に5年平均を依然3億4100万バレル上回った。主要消費国の予想外の堅調な需要により、石油在庫のだぶつきは向こう数カ月で後退しそうで、「これに加えて供給状況が改善すれば、市場のファンダメンタルズの不均衡縮小に寄与するだろう」と予想した。

  ただ、今回の月報でも17年の市場は潤沢な供給が続くと示唆。非加盟国の生産が増える結果、OPEC産石油に対する需要は日量50万バレル減って3250万バレルになると予測した。

原題:OPEC Flips Forecast to Predict Rebound in Rival Supply Next Year(抜粋)

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