英EU離脱に最大5年、2年後も着手できない恐れ-北欧最大行CEO

欧州連合(EU)は、英国の離脱に最大5年かかる可能性に備える必要があると北欧銀行最大手の最高経営責任者(CEO)が指摘した。

  スウェーデンのノルデア銀行のカスペル・フォン・コスクルCEOは、フィンランドのYLEテレビとの10日のインタビューで、EUを揺さぶっている英国離脱のプロセスについて、なお「多くの不確定要素」に悩まされていると述べた。

英国のEU離脱に最大5年か

Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

  コスクルCEOは「これは英国民自身にとってもやや驚きだったと思う。このプロセスが3年、4年ないし5年続くこともあり得る」と発言。どのように事を進めるか明確なロードマップ(工程表)が今なお存在しないことを理由に挙げ、「英国のEU離脱のプロセスが2年後になっても開始されない可能性がある」と語った。

  メイ英首相はリスボン条約50条に基づく離脱交渉開始の引き金を年内に引くことはないと述べる一方、問題を「うやむやにするつもりはない」としている。

原題:U.K. May Not Be Able to Exit EU for Five Years, Nordea CEO Says

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