香港H株:7カ月ぶり大幅安、金融株に売り-米国の利上げ観測懸念

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  • ハンセン指数は前週末の約1年ぶり高値から3.4%下落
  • 上海総合は1.9%下げ、過去に当局が買い支えに動いた3000に近づく

12日の香港株式市場で中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数は7カ月ぶりの大幅下落。金融株を中心に売られた。年内の米利上げ観測が高まり、これまで世界の株式の中でも大きく上昇してきた香港株を押し下げた。

  H株指数は前週末比4%安の9654.08と、2月11日以来の大きな下げで終了。指数は前週末の9日に2月の安値から34%上昇し、相場の勢いを示す指標が2015年4月以来の高水準に達していた。中国人寿保険(2628 HK)が5.6%下げ、中国建設銀行(939 HK)は5.4%値下がり。ハンセン指数は前週末に付けた約1年ぶり高値から3.4%下落して引けた。

  招銀国際証券の蘇沛豊ストラテジスト(香港在勤)は「投資家は米利上げを懸念している」と指摘。「ここ数カ月にわたり、各国・地域の中央銀行が金融緩和を継続し、米国の低金利が続くとの観測から、香港市場は大半の市場を上回るパフォーマンスとなっている。そのため、香港は利上げ懸念には特に神経質だ」と述べた。

  中国本土市場の上海総合指数は前週末比1.9%安と、6週間ぶり大幅安で終了。過去に当局が買い支えに動いた水準である3000に近づいた。

原題:China H Shares Slump Most in Seven Months Amid Fed Rate Concern(抜粋)

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