ブリッジウォーターが2.3兆円集める、昨年の新戦略採用以来-関係者

  • 4分の3を集めたのは「オプティマル・ポートフォリオ」
  • 残りは今年資金受け入れを決めた「ピュア・アルファ」

世界最大のヘッジファンド運用会社ブリッジウォーター・アソシエーツは昨年の早い時期に新しい戦略を採用して以来、これまでに顧客から資金225億ドル(約2兆3100億円)を集めた。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  情報が部外秘であることを理由に同関係者が匿名で明らかにしたところによれば、同資金の約4分の3を集めたのは昨年設定された新規ファンド「オプティマル・ポートフォリオ」だった。同ファンドはブリッジウォーターの2つの主要戦略を組み合わせて運用されている。残りの4分の1は、同社が今年、一部投資家に限定して資金受け入れを決めた旗艦マクロファンド「ピュア・アルファ」。

  資金225億ドルの流入については先に英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じていた。運用成績が振るわず、顧客の資金引き揚げで苦しんでいるヘッジファンド業界で、ブリッジウォーターのように資金を集めているのは異例のケース。ピュア・アルファの今年これまでのリターンはマイナス約9%だが、1991年以降のリターンは平均で年率プラス約12%。

  同関係者によると、資産家レイ・ダリオ氏率いるブリッジウォーターはピュア・アルファの運用資産減少を受け、約5カ月前に追加募集を開始した。同ファンドは2009年以来、募集を停止していた。また同関係者によれば、集まった資金は今年だけで全体の約半分の111億ドル。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE