米国株急落でアクティブ運用よみがえるか-勝ち組・負け組の形勢逆転

米株式市場では先週破られた表面的な静けさの下で、混沌(こんとん)が年中続いていたようだ。

  今年の勝ち組と負け組のリストを見ればそれが分かる。米景気改善の兆しに伴い年央に主役が交代し、ディフェンシブ銘柄が打ち負かされる一方、銀行やテクノロジー企業が前面に押し出された。こうした1-6月(上期)と7-12月(下期)の勝ち負け逆転の度合いを見れば、少なくとも1990年以降で最も無秩序な年であることが分かる。

  9日よりも前の米株式市場は、上場投資信託(ETF)によって眠りに誘われるようなイメージだったが、市場の不安定さが銘柄選別に基づく投資により大きなチャンスをもたらし、情勢が一変した。バンク・オブ・アメリカによると、7、8月はベンチマークを上回る成績を残した大型株ファンドの割合が58%と、1-6月の18%を大きく上回った。

  米コロラド州に本社を置くウェザーストーン・キャピタル・マネジメントのマイケル・ボール社長兼リードポートフォリオマネジャーは「アクティブ投資家に有利になる可能性がある」と指摘する。S&P500種株価指数は9日、英国民投票で欧州連合(EU)離脱が選択されて以降で最も大きく下げた。

原題:Chaos in Stocks Puts Live Money Managers Ahead of Robot Indexers (抜粋)

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