米ミネアポリス連銀総裁:財政と規制の改革が成長促進に必要

  • カシュカリ総裁はインフラ投資や税制簡素化に言及
  • ウェブサイトへの投稿でインフレ目標引き上げに疑問提示

米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、低金利政策のみでの経済成長の促進余地は限られているため、米政府が財政と規制の改革を検討すべきだとの見解を示した。

  カシュカリ総裁は12日にウェブサイト「ミディアム」への投稿で、「景気回復を鈍らせる3つの根本的要因が同時発生する状況を目にする可能性が高い。(1)人口動態をめぐる厳しい情勢(2)危機による心理的傷跡(3)精彩を欠く技術革新-の3つがそれだ。残念ながらこれらの逆風は早期には反転しないだろう」と指摘。「力強い回復を支えるため金融政策はできる限りのことを大部分行っており、残るは財政面と規制面の政策だ」と記した。

  同総裁はさらに、借り入れコストが依然として過去最低付近にある中でのインフラ投資や「税制の簡素化と消費重視の税制」の改革、法人の規制対応負担の軽減に言及し、これらは「下振れリスクのほとんどない」政策だと説明した。また、一段の景気刺激策の一環として米連邦準備制のインフレ目標を引き上げる意見に関しては疑問を呈し、そうした動きには「かなりの下振れリスク」を伴うとの考えを示した。

原題:Fed’s Kashkari Says Fiscal, Rule Reforms Needed to Boost Growth (抜粋)

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