中国経済ふらつき続くか-今週の指標でチャイナウオッチャー見極めへ

  • 13日発表の小売売上高は安定し、工業生産は伸び加速の見通し
  • 都市部固定資産投資は鈍化の予想、与信は回復か

チャイナウオッチャーは13日、中国の景気を測る大きな材料を新たに得る。この日発表される工業生産など3つの経済指標は、世界2位の経済大国が2カ月連続で揺らいだのか、1-6月(上期)に示された景気安定化の流れに変わりはないのかを知る手掛かりとなる。

  中国の7月の経済指標は工業生産と小売売上高、都市部固定資産投資の3指標と与信のいずれも伸びが鈍化し、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想に届かなかった。北京時間13日午前10時(日本時間同11時)に発表される8月の小売売上高は、9日時点の市場予想で前年同月比10.2%増が見込まれている。予想通りであれば7月と同じ伸び。5月に記録した10%増よりも伸びが鈍ければ、少なくとも10年ぶりの低い増加率となる。

  8月の工業生産は前年同月比6.2%増の予想。7月は同6%増だった。1-8月の都市部固定資産投資の市場予想は前年同期比7.9%増。1999年以来の低い伸びだった1-7月の同8.1%増よりも勢いが弱まるとみられている。発表日は未定だが週内に示される8月の新規融資と経済全体のファイナンス規模、マネーサプライ(通貨供給量)M2は安定化を示す見通しだ。

ショッピング街でバスを待つ人々(中国・北京)

Photographer: Giulia Marchi/Bloomberg

  張寧氏らUBSグループのエコノミストはリポートで、「経済成長に対する下押し圧力が再び顕在化する中、中国当局は成長目標を守るために政策支援をあらためて強化する必要がある」と指摘。「これまでに講じた景気刺激策の効果は弱まり続けている」と分析した。

原題:China Data Dump to Show Whether Growth Steadied or Faltered Anew(抜粋)

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