原油の売りポジション増加-生産制限に対し懐疑的な見方強まる

  • 投機家のWTI原油下落見込む売りポジションは37%増:CFTC
  • OPECとロシアなど産油国、26-28日にアルジェで会合

原油生産の上限をめぐる石油輸出国機構(OPEC)と他の産油国の協議長期化で、市場では合意実現への懐疑的な見方が強まっている。

  ロシアとサウジアラビアとの会合は、原油価格下支えにつながる明確な方策が打ち出されないまま終了。資産運用会社による原油価格下落を見込む売りポジションは、ここ3カ月で最大の増加率を示した。産油国は今月、アルジェリアの首都アルジェで協議する予定だ。

  バークレイズのアナリスト、マイケル・コーエン氏(ニューヨーク在勤)は、「協議が長引けば長引くほど、市場関係者は耳を傾けなくなるだろう」と指摘。「サウジが発表した実際の声明を見ると、あまり熱意が感じられない。現時点では実質的な介入が必要とは考えていないとも、他の産油国が増産凍結を望めば従うとも言っている」と述べた。

  アルジェで26-28日に国際エネルギー・フォーラムが開催されるのに合わせ、OPECは非公式協議を開く予定。

  米商品先物取引委員会(CFTC)によれば、投機家によるウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の先物とオプションの売りポジションは6日終了週に3万4954枚増えた。一方、買いポジションは減少した。

原題:Oil Bears Dominate Market as Skepticism Grows Over Output Limits(抜粋)

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