【FRB要人発言録】9月利上げの論拠は強い-リッチモンド連銀総裁

9月5日から11日までの米連邦準備制度理事会(FRB)要人の主な発言は以下の通り(記事全文は発言者の氏名をクリックしてください)。

<9月9日>
カプラン・ダラス連銀総裁(証券業界団体の会合での発言をロイターが報道):金融政策では低成長を解決できない。現在の超低金利でも、今年の経済成長は1.75-2%にとどまる見通しだ。

タルーロFRB理事(CNBCのインタビューで):私の見解では、講じる措置の内容にかかわらず、現時点で最も望ましいのはインフレ率の上昇が続き、目標に近い水準を維持するという実際の証拠を目にすることだ。

タルーロFRB理事(CNBCとのインタビューで):年内利上げの可能性は排除しない。

カプラン・ダラス連銀総裁(テキサス州で記者団に質問に対し)利上げの軌道は非常に浅く、平たんになる。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁(マサチューセッツ州クインシーで講演):米経済の過熱を防ぐために、緩やかな金融政策の引き締めを続けるべきだ。緩やかなペースでの緩和策解除を続けなければ、この回復局面は長くなるよりも、むしろ短くなる可能性がある。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁(マサチューセッツ州クインシーで講演後、質疑に応答):米国は今、完全雇用をやや超えているかもしれない。利上げが行き過ぎると、リセッションを引き起こす。今はそのようなリセッションを引き起こすほど急激な利上げは予想し難い。

<9月7日>
ラッカー・リッチモンド連銀総裁(下院金融委員会小委員会で証言後、記者団に対し):雇用やGDPなどの具体的な数字を見ると、状況は引き続き順調と見受けられる。現時点では9月利上げの論拠は強いものと考えられる。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(下院金融委員会小委員会で証言):現在の投票権の輪番は数十年前に定められたもので、変更すればFOMC内の勢力バランスを変えることになる。

<9月6日>
ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(ネバダ州リノで講演後、記者団に対し):9月利上げの有無でどちらにも傾いていない。すべてのFOMC会合がライブで、9月もそれに違いはない。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(ネバダ州リノで講演):比較的早い時期に(緩やかな利上げペースに戻ることが)理にかなう。われわれが今いる道筋に自信を持っている。

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