米プルデンシャル:債券人気健在、資産運用部門で顧客需要に対応

更新日時
  • 投資家は債券への志向を強めているとグリアー副会長
  • 利益率が低めの債券商品に資金が流れていることが課題

米生命保険会社プルデンシャル・ファイナンシャルのマーク・グリアー副会長は8日、1兆ドル(約102兆円)規模の資産運用部門について、顧客からの債券需要の高まりへの対応を進めていると述べた。

  同副会長はキーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズ(KBW)主催の会議で「債券はなお人気で、この分野でわれわれには良い商品がある」と語り、同社は一部の大口顧客にマルチストラテジーアプローチを提供する方向で取り組んでいると説明した。

  プルデンシャルのジョン・ストラングフェルド最高経営責任者(CEO)は資産運用事業を強化している。同社は今年、第三者の投資家向けに株式、債券、不動産をそれぞれ運用する部門の名称を「PGIM」に変更。ブラックロックにいたジョン・ビバート氏やモルガン・スタンレーの元ストラテジストであるグレゴリー・ピーターズ氏ら米金融業界のベテランを採用した。

  一方、グリア-副会長は投資家が債券にシフトしていることには課題もあると言及。「利益率が高めの株式のアクティブ運用商品に対し、利益率が低めの債券商品に資金が流れていることだ」と説明。「市場は株式のアクティブ運用からパッシブ運用に向かうトレンドで、債券に向かう流れもある」と解説した。

  各国・地域の中央銀行が経済成長を促そうと金利を低水準に維持していることから、投資適格級の債券が値上がりしている。

原題:Bonds Are Hot Spot at $1 Trillion Asset Manager, Grier Says (1)(抜粋)

(最終段落を追加して更新します.)
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