ブラジル株:ボベスパ指数、続伸-原油高好感しペトロブラス高い

  • ペトロブラスは天然ガスのパイプライン売却に関しても発表
  • 鉄鋼のメタルルジカ・ジェルダウとウジミナスの上げが目立った

8日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は続伸。商品高に伴い、ブラジル石油公社(ペトロブラス)など原材料生産会社が上げた。

  ペトロブラスはまた、債務削減に向けた投資見直し戦略の一環として天然ガスのパイプライン資産の売却交渉をまとめた。鉄鋼のメタルルジカ・ジェルダウとウジミナスはボベスパ指数構成銘柄の中で上げが目立った。住宅建設のガフィーザも高い。サンタンデール銀行が同社の投資判断を開始し、「買い」推奨した。

  ボベスパ指数は今年これまで、世界の主要株価指数の中で最高のパフォーマンスとなっている。政権交代が1世紀ぶりとなる深刻なリセッション(景気後退)からの脱却につながるとの期待が背景だ。この日は、米原油在庫が過去17年で最大幅の減少となったとの発表を受けて、原油相場が上昇。取引所データによると、今月1-5日の期間で外国人投資家はブラジル株を6億4000万レアル(約204億円)買い越した。8月は22億5000万レアルの売り越しだった。

  レメ・インベスチメントス のエコノミスト、ジョアン・ペドロ・ブルガー氏は電話取材に対し「ブラジル株への力強い資金流入が見られており、原油高もペトロブラスにプラスとなっている」と語った。

  ボベスパ指数は前営業日比0.2%高の60231.66で終了。一時は0.6%安まで下げる場面もあった。ペトロブラスは1.7%、メタルルジカ・ジェルダウは4.3%、ウジミナスは3.6%、ガフィーザは8.3%それぞれ上昇した。

原題:Brazilian Stocks Advance as Crude Rally Bolsters Petrobras(抜粋)

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