クーデター企てた集団がトルコ中銀を支配-検察当局が起訴状で指摘

  • 紙幣に採用されたハレー彗星のイメージが証拠だと説明
  • 亡命中のギュレン師はクーデター未遂事件への関与を否定

トルコの検察当局は、7月15日のクーデター未遂事件の首謀者とされる在米イスラム教指導者に忠誠を誓う人々によって同国中央銀行が支配されていると指摘している。

  検察当局はフェトフッラー・ギュレン師の組織に対する起訴状で、同師支持者が潜入した疑いがある組織として中銀に言及し、紙幣にハレー彗星(すいせい)のイメージが使用されている点を証拠に挙げた。起訴状は1400ページ余りにわたり、コピーをブルームバーグが閲覧した。

  起訴状は「ハレー彗星のシンボルが中銀が発行する全ての紙幣に印刷されている」とし、中銀がギュレン師支持者の組織に「支配されている」機関だと指摘した。起訴状はクーデター未遂前に提出されており、11月に裁判が予定されているとトルコのアナトリア通信社が7月22日に報じた。

  ギュレン師は1999年から亡命中で、クーデター未遂事件への関与を否定している。

  中銀のウェブサイトによると、ハレー彗星のシンボルは2009年に紙幣に採用された。起訴状を提出した検察官のオフィスに電話したが応答はなかった。トルコ中銀はコメントを控えている。

原題:Prosecutors Say Alleged Turkey Coup Group Dominates Central Bank(抜粋)

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