米国での投資適格社債の発行が1兆ドル突破-過去最高ペース

  • 世界中から米国の社債市場に資本が流入
  • 投資適格社債の発行額は5年連続で1兆ドル突破

米国での投資適格級社債の発行額が7日、5年連続で1兆ドル(約102兆円)を突破した。今年は過去最速での1兆ドル達成となった。

  アップルやエクソンモービルなどの優良企業が、過去最低水準近くの借り入れコストの恩恵を得るために相次いで起債した。また、投資家もこうした社債に殺到。米国外での前例のない金融刺激策に伴い、マイナス金利で取引されている債券を敬遠している。

  7日にはロイヤル・ダッチ・シェルなどの企業が計200億ドル余り起債した。このペースでいけば、今年の発行額は昨年記録した過去最高の計1兆3200億ドルを上回る可能性がある。

  バンク・オブ・アメリカの米州投資適格級資本市場の共同責任者、アンドルー・カープ氏は、「世界中から多額の資本が米市場に流入しているため、企業が大規模な起債を実施する能力が高まっている」 と分析。バンク・オブ・アメリカは年初来の社債引き受けランキングで首位となっている。

原題:Blue-Chip U.S. Company Bond Sales Top $1 Trillion at Record Pace(抜粋)

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