元グッゲンハイム傘下のヘッジファンド、デイモスが閉鎖へ

  • ヘッジファンドの資金調達環境の厳しさを理由として挙げる
  • 「状況がいつ改善するのかほとんど見通しが立たない」と説明

かつてグッゲンハイム・パートナーズの一部門だったマルチ戦略のヘッジファンド、デイモス・アセット・マネジメントが設立から2年足らずで閉鎖される見通しだ。資金調達環境が厳しいことを理由として挙げている。

  デイモスのマネジングパートナー、ローレン・カツォビッツ氏は資料で「当ファンドは、資金の引き揚げが最小限にとどまっていることや年間パフォーマンスの収益性などで多くの成功を収めてきたが、投資運用事業を停止することを決断した」と説明している。

  同ファンドは昨年初め、運用勘定プラットホームを通じたカナダのオンタリオ州教職員年金基金からの投資とアレス・マネジメントからの戦略投資を基盤に運用を開始。カツォビッツ氏によれば、全ての資金を同年金基金に返還するほか、インフラやテクノロジー、一部のスタッフを含む事業関連資産をアレスに移行する予定だ。規制当局への届け出によると、デイモスは7つの資産運用チームを擁し、6月時点の運用資産は約3億5000万ドル(約360億円)。  

米ウォール街の歩行者

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

  カツォビッツ氏は「現在の資金調達環境はヘッジファンド全体の歴史の中で最も厳しいものの一つであり、状況がいつ改善するのかほとんど見通しが立たない」と説明。「こうした要因から、デイモスのような機関投資家向けファンドの運営費は高くなり過ぎている。そのため、当ファンドは資金をオンタリオ州教職員年金基金に返還し運用を停止することを決定した」と述べた。

原題:Ex-Guggenheim Hedge Fund Deimos Asset Management to Close (1)(抜粋)

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