米ゴールドマン・サックス・グループは7日、最新の低調な経済データを受け、1週間足らず前にいったん引き上げた9月の米利上げ確率を引き下げて、元の数字に戻した。債券トレーダーらは約3週間ぶりの低い確率を織り込んでいる。

  ゴールドマンは2日、8月の米雇用統計の発表を受けて9月の米利上げ確率を55%と、それまでの40%から上方修正。その後、米供給管理協会(ISM)が6日に発表した8月の非製造業総合景況指数が約6年ぶりの低水準を記録したことなどから、再び40%に見直した。

  ゴールドマンのチーフエコノミスト、ジャン・ハッチウス氏は顧客向けのリポートで同指数に関し、「データがやや弱めで、残された時間も少なくなりつつあるため、年内1回の利上げは現時点で若干、確実性が後退したと見受けられる」と指摘した。

サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁
サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  ハッチウス氏はその上で、「これは一つの指標にすぎないが、意味のあるサプライズだし、一部の米金融当局者はもともと9月利上げに乗り気でなかったかもしれない」と説明。さらに、6日に講演したサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が「連邦公開市場委員会(FOMC)に今月、行動する用意があるかどうか新たな手掛かりを示さなかった」ことにも言及した。

原題:Goldman Reverses September Shift as Bond Traders Pare Fed Wagers、Goldman Drops Odds of Sept. 21 Fed Hike Back to 40%(抜粋)

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