カーニー総裁、「沈着冷静」と自負-国民投票前後の英中銀判断を擁護

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は7日の議会証言で、欧州連合(EU)離脱を問う国民投票前後の中銀の行動は適正だったとの立場を堅持した。

  総裁は「国民投票が行われた6月23日の夕方以降の全ての展開に照らし」、金融政策委員会(MPC)を含む中銀当局者らの判断に対し自身の気持ちは「まったくの沈着冷静だ」と語った。

  下院財務委員会のアンドルー・タイリー委員長は、国民投票前のカーニー総裁の警告は誇張されていたとするジェイコブ・リーズモッグ議員の批判に言及し、議論を進めた。

  総裁は投票前後の中銀決定の正当性を主張し、国民投票が金融政策姿勢にとってのリスクだという「個々のメンバーによる、また委員会全体としての判断」に対し「違和感はない」と述べた。

  議員らが疑問を提示したのは、8月に発表された刺激策が性急または行き過ぎだったのではないかという問題。総裁は「われわれには手段がある。弾薬が尽きているということは全くない。やみくもに行動を急いだわけでもない」と強調した。

原題:Carney Stays ‘Serene’ in Grilling on Brexit Actions by BOE (2)(抜粋)

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