OPECは「おおかみ少年」になる恐れ、生産合意は望み薄-ガンバ-

世界最大の商品取引会社の一角ガンバ ー・グループは、産油国が原油価格のてこ入れに向けて生産抑制で合意する可能性を疑問視している。

  ガンバ ー・グループの市場調査・分析責任者、デービッド・ファイフェ氏は、今年ドーハで開かれた会合当時よりも増産凍結に関する交渉はしやすいが、アルジェリアで今月開かれる会合で合意に至る可能性は低いと指摘した。産油国は相場てこ入れ策を協議する方針を表明しているものの、サウジアラビアは石油生産の制限は不要と指摘しており、ロシアは上限の必要性に疑念を示している。

  ファイフェ氏は7日にシンガポールで開かれた会合で、「合意はないだろうが、これについて協議を続けても害はなく、それ自体が価格を支援するものだ」と指摘。「もちろん、おおかみ少年になるリスクはある。生産合意について議論し続けて実際に合意に達しないと、いずれは収穫逓減の法則のような状況になる」と付け加えた。

原題:OPEC Risks ‘Crying Wolf’ as Oil Trader Gunvor Says Deal Unlikely(抜粋)

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