上海の不動産開発会社、またも期日通りに利払いできず-リスク高まる

  • 恒盛地産が5日の利払いを履行できなかった、今年2回目
  • 中国の上場不動産会社の合計債務は上期に21%増加

上海に本社を置く不動産開発会社が、海外で発行した社債の利払いを期日通りにできなかった。不動産各社は中国の不動産ブームを過度に積極的に追いかけてきたのではないかとの懸念が強まっている。

  この企業、恒盛地産控股(グロリアス・プロパティー・ホールディングス)は2018年償還債(表面利率13.25%)について、半年に1回の利払い(2650万ドル=約26億9000万円相当)を予定していた5日に履行できなかった。同社は30日間の猶予期間中には支払うとしている。

  恒盛地産が期日通りに同社債の利払いができなかったのは今年に入って2回目。データによると、前回は3月4日の期日を守れず、その後の猶予期間中に履行した。

上海のビル群

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  中国国内総生産(GDP)の約3分の1を占める不動産業界は、当局が景気下支えを図る中、借り入れへのアクセスが容易な状況をうまく生かしてきた。ブルームバーグの集計データによれば、同国の上場不動産会社197社の合計債務は1-6月(上期)に前年同期比21%増加し、過去最高の3兆元(約46兆円)となった。

原題:Shanghai Developer Missing Bond Coupon Flags Property Debt Risks(抜粋)

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