中国4大銀、行員が半年で2万5000人減少-費用削減進める中で

  • 4行の雇用者数は昨年末から1.5%減少し162万人
  • テクノロジー活用も今後、行員数減少の一因になるとの予想も

中国4大銀行の行員数が1-6月(上期)に少なくとも6年で最大の減少となった。4行の雇用がすでにピークに達した可能性を示唆している。

  中国農業銀行と中国工商銀行、中国建設銀行、中国銀行の決算資料によると、4行の雇用者数は昨年末から1.5%減少し162万人。行員数最大の農業銀では50万人を割り込んだ。

  1-6月期に行員数が減るのは異例ではないが、2万5000人の減少は少なくとも2010年以来の大きさ。中国銀傘下の中銀国際などのアナリストは銀行業のトレンドをめぐる変化が、今後の増員見通しを抑制するだろうと指摘する。

中国工商銀行の店舗(香港)

Photographer: Justin Chin/Bloomberg

  中銀国際の銀行アナリスト、ポーラー・チャン氏(北京在勤)は「中国の銀行は数年にわたり拡大を続けて実店舗を増やし、行員数がピークに達した」と述べ、今後はテクノロジーが一段と進化し経費削減も進むことから行員数が減少するとの予想を示した。

原題:Tens of Thousands of Jobs Go as China’s Biggest Banks Cut Costs(抜粋)

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