ブラックロックは米長期債を敬遠-当局がインフレ高進容認すると予想

  • 期間が短めの金利エクスポージャーの方が居心地が良い-リーダー氏
  • 米30年債の今年のリターンはプラス19%-BofAの指数

米ブラックロックは米金融当局がインフレ高進を容認すると予想しており、2016年に大幅高となった米長期国債を避けている。

  ブラックロックのグローバル債券最高投資責任者(CIO)、リック・リーダー氏(ニューヨーク在勤)は今月2日のリポートで、「当局はインフレ率が目標より高くなるのをしばらく容認する可能性が高い」と予想。「われわれは過去1年ほどにわたり、長めの金利の価値が比較的高いと考えてきたが、今は短めか、あるいはベリー(中期)の金利エクスポージャーを取る方が居心地が良い」と記した。ブラックロックは4兆6000億ドル(約470兆円)を運用する世界最大の資産運用会社。

  ブルームバーグの集計データによれば、米10年債利回りは日本時間午前9時22分時点で1.54%。6日の債券相場上昇で利回りは7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。

  米インフレ率が米連邦準備制度理事会(FRB)の目標である2%の半分未満にとどまってることに支えられ、米30年債の今年のリターンはプラス19%に上っていることがバンク・オブ・アメリカ(BofA)の指数に示されている。

原題:BlackRock Cool on Long Bonds in Bet Fed to Let Inflation Run Hot(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE