シンガポールがNY抜く、都市力調査でロンドンに次ぎ2位-PwC

  • シンガポールはパリとアムステルダムよりも上位に
  • 高度のテクノロジーや課税率の低さ、インフラなどが強み

ロンドンが世界一のビジネス拠点の座を失えば、シンガポールが首位に躍り出るかもしれない。

  コンサルティング会社プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の調査結果によると、都市力が世界で最も高いのはロンドンで、2位がシンガポールだった。これは、英国民投票での欧州連合(EU)離脱決定前に発表された社会・経済に関するデータに基づいている。都市を活性化する都市力の指数はシンガポールが欧州のパリとアムステルダムを上回った。パリとアムステルダムは、ロンドンから雇用をシフトする決定がなされた場合に外国企業を誘致することを目指している。

  PwCによれば、高度のテクノロジーや課税率の低さ、効率的な交通・インフラシステムなどが決め手となり、シンガポールはニューヨークを上回って前回の2014年の調査以降、順位が一つ上がった。

  競争力に基づく金融拠点ランキングなどのPwCの他の調査と異なり、都市力調査ではビジネスのしやすさ、人口動態、テクノロジーの即応性など都市の社会的・経済的健全性が測られる。

  調査結果は、金融・保険業界の強化などによるシンガポールのビジネスにおける影響力の拡大を示している。同業界はシンガポール経済の約13%を占める。

原題:Forget Paris: Singapore Seen as Best Business Hub After London(抜粋)

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