ウニ好きに朗報か、日本などへの輸出容易にする法案が米下院を通過

  • ウニ輸出の際の認可や検査を米水産業者に免除する法案が通過
  • 日本で需要が強まる年末年始は米国ではウニ漁のピークシーズン

日本などで高まるウニ需要を受け、米下院は6日、米国の水産業者による輸出を容易にする法案を可決した。

  下院を発声投票で通過した法案H.R.4245の下、ウニのほか、ナマコやイカ、タコ、コウイカの輸出を水産業者は認可抜きにできるようになる。また、輸出前の検査が免除されるほか、輸入に必要な認可要件も解除される。米魚類野生生物局は現在、ウニを出荷する少なくとも48時間前の通知を業者に義務付けている。検査のためだが、ウニの鮮度を保てるのは7ー10日。

米サンディエゴの加工施設

Photographer: Meg Roussos/Bloomberg

  立案したシェリー・ピングリー議員(メーン州、民主)は発表文で、「こうした検査によって、非常に価値が高く鮮度が落ちやすい商品が損なわれてきた」とし、「貝・甲殻類は別だが、ウニの検査は必要ない」と説明した。

  日本は年末年始の需要が高まる時期の米国からの輸出増加を歓迎しそうだ。12月や1月は米国でウニを最も捕獲できる時期と一致する。日本のウニ漁シーズンは4月から9月。

  ただ、この法案の効果は短命に終わる可能性もある。米海洋大気庁が水産物監視プログラムの一環で危機にある候補種の新リストを準備中のためで、この中にウニが含まれる可能性がある。

原題:Sea Urchin Exporters Look to Congress for Regulatory Relief(抜粋)

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