オバマ大統領:米国のアジア重視策は継続する-訪問先のラオスで演説

ラオスを訪問中のオバマ米大統領は6日、中国の存在感の高まりや環太平洋連携協定(TPP)の米議会承認の行方を懸念するアジア諸国に配慮し、アジア地域を重視する米国の方針は継続するとの見解を示した。

  米大統領として初めて東南アジアの小国ラオスを訪れたオバマ氏は首都ビエンチャンで演説し、アジア地域への米国の関心は「一時的な流行」ではなく「良いときも悪いときも米国は頼りになる」と指摘。「米国は過去数十年よりも深くアジア太平洋地域に関与している」と表明した。

  オバマ大統領はラオスに対し向こう3年で9000万ドル(約92億円)を支援し、ラオスで冷戦時代から残る不発弾の処理に関する資金支援を倍増すると発表した。

  TPPの行方をめぐる一部東南アジア諸国の懸念についてオバマ大統領は、米議会の政治的駆け引きは「難しい」と認めた上で、「TPPが前進しなければ経済的影響が及ぶだけでなく、域内における米国のリーダーシップに疑念が生じることになる」と語った。

原題:Obama Reassures Asia of U.S. Commitment Despite Trade Woes (1)(抜粋)

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