銀行の資本規制見直し、5年間凍結を-クレディ・アグリコルCEO

欧州の銀行の貸し出し余力を低下させないようバーゼル銀行監督委員会は銀行資本の規制を抜本的に見直す計画を5年間凍結すべきだ。仏銀クレディ・アグリコルのフィリップ・ブラサック最高経営責任者(CEO)はこう主張している。

  同CEOは金融規制・監督を取り扱うパリ拠点のシンクタンク、ユーロフィが発行する雑誌上で、「欧州の優先課題は成長と雇用の促進であり、銀行側にはそれに貢献する用意がある」と説明。「現行の改革に成果があることを確認し、さらなる改定が必要かどうかを見極める時間を確保するため、資本の枠組み改定計画を5年間、停止する必要がある」と論じた。ユーロフィは7-9日、スロバキアの首都ブラチスラバで銀行と当局者、政策当局者を対象としたフォーラムを開く。

  仏銀BNPパリバのフィリップ・ボルドナーブ最高執行責任者(COO)は同誌上で、リスクウエートに関するバーゼル委の現行案が「すでに脆弱(ぜいじゃく)となっている経済環境の中で金融安定と成長を損ねるまで」に資本要件を高めるだろうと警告した。金融危機後の資本規制を年内に完了させることを目指しているバーゼル委は、月内に会合を開く予定。

原題:Credit Agricole Asks to Freeze ‘Revision’ of Capital Rules(抜粋)

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